どうしても現金化が必要なのにクレジットカードのキャッシング枠を目一杯利用してしまっている場合があると思います。その場合、考えられる選択肢としておすすめなのがクレジットカード現金化です。
しかし、クレジットカード現金化の違法性や安全性などが、気になる方も多いと思います。
この記事では、クレジットカード現金化の概要からメリット、具体的な仕組み、現金化の流れ、現金化のリスクを減らす方法を解説します。
クレジットカード現金化のリスクを理解して、現金化を行うかの判断材料にしていただけたら幸いです。
クレジットカード現金化とは
クレジットカード現金化とは、カードのショッピング枠を利用して買い物をしてその商品を現金に変える手法のことを指します。
通常、クレジットカードで現金が必要な場合はキャッシングを利用するため、ショッピング枠を現金化目的で使うことをカード会社は認めていません。
しかし、クレジットカード現金化を利用するシチュエーションとして、キャッシング枠を使い切っている状態であるため、どうしても現金が必要な方はショッピング枠の残高を利用して現金化を行います。
クレジットカード現金化は規約違反で違法ではない
クレジットカード現金化で一番気になるのは安全性ではないでしょうか。クレジットカード現金化は法律違反ではないため、逮捕されてしまうようなことはありません。
ただし、カード会社の規約違反に該当します。規約違反になってしまった場合のリスクなどは後述します。
何をもってクレジットカード現金化をグレーとするかは人それぞれですが、法律という面では問題ありません。
クレジットカード現金化のメリット
クレジットカード現金化のメリットは以下の通りです。
- 審査不要で信用情報機関に記録が残らない
- 即日で現金を受け取れる
それぞれ解説をします。
審査不要で信用情報機関に記録が残らない
クレジットカード現金化は、新規でクレジットカードが作れないような状況でも、現在のカードのショッピング枠さえ利用できれば行えます。
例えばクレジットカード現金化業者の実態は、用意した商品を購入するための決済をしてもらい、手数料を差し引いて振込を行っているだけだからです。
そのため、信用情報機関に記録が残ることもないのです。
即日で現金を受け取れる
クレジットカード現金化は現金化業者を利用すれば、現金を即日で受け取れることがほとんどです。緊急で現金が必要なときに便利で、実際どうしても支払いなどで現金が必要な場合などに利用されます。
もちろんショッピング枠を現金に換えていて、さらに手数料が引かれるので、支払いが増えてしまうことは忘れないようにしてください。
クレジットカード現金化の4つの仕組み
クレジットカード現金化には主に4つの仕組みが存在します。
- 買取方式
- キャッシュバック方式
- 直接購入
- 買戻
それぞれの仕組みと特徴を解説します。
メインの仕組みは買取方式とキャッシュバック方式となります。
買取方式
クレジットカード現金化の買取方式とは、現金化業者が指定した商品をクレジットカードで決済して、それを買取してもらい現金を振り込んでもらう方法です。
現金化業者が指定する商品は、ブランド品や金券、新幹線回数券など換金性が高いです。換金率の高い商品を購入するため、カード会社にばれるリスクとなります。しかし多くの現金化業者ではさまざまな方法でばれないように対策をおこなっています。
よく比較されるキャッシュバック方式よりリスクが高い分、換金率が高い傾向があります。
買取方式では商品が自宅に届くことがないため、家族にばれにくいです。
キャッシュバック方式
クレジットカード現金化のキャッシュバック方式は、購入した商品の特典としてキャッシュバックを行い現金を口座に振り込む方式です。
キャッシュバック方式は、買取がない分スピーディーに振込が行われます。しかし商品は自宅に届くので家族がいる場合は疑われてしまう可能性が高いです。他にもカード会社に現金化目的での利用が疑われにくいなどのメリットがあります。
ただし、換金率が低めになる傾向があります。買取方式のほうが換金率が高いことが多いです。
買戻方式
クレジットカード現金化の買戻方式は、買取業者を兼ねている現金化業者から指定されたお店で商品を購入して、現金化業者を兼ねている買取業者が商品を買い戻す方式です。
こちらのメリットは商品を売る手間がないことです。しかし、架空の売買契約を結んだり、返品前提でクレジットカードを利用したりするため、カード会社にばれてしまうと強制解約になる可能性が高いです。
あまりこの方式は利用しないことをおすすめします。
クレジットカード現金化の流れ
クレジットカード現金化の方法は主に2種類あって、個人で現金化を行う場合と現金化業者を利用する場合があります。
それぞれの流れを説明します。
個人で現金化を行う場合
個人でクレジットカード現金化を行う流れは以下の通りです。
- 換金率の高い商品をクレジットカードで購入
- 購入した商品を買取店またはフリマアプリやオークションサイトなどで販売
個人で現金化を行うには、上記のような手間が発生します。とくに換金率の高い商品を選ぶのと、販売するのが大変です。
他にもカード会社に現金化を疑われないためのノウハウがないため、カードの利用停止リスクが高まります。
ただし、やり方によっては現金化業者に支払う手数料がない分、高換金率が狙えます。
現金化業者を利用して現金化を行う場合
現金化業者を利用して現金化を行う流れは先程説明した買取方式かキャッシュバック方式のどちらかの流れで現金化を行います。
実際の流れは以下の通りです。
- 現金化業者を選び見積もりをしてもらう
- 現金化業者の指示に従って商品をクレジットカードで購入する
- 買取かキャッシュバックで現金を振り込んでもらう
現金化業者を利用して現金化を行うメリットは、スピードと安全性です。キャッシュバック方式であればさらに現金を振り込んでもらえます。安全性に関しては、カード会社に疑われにくくするノウハウがあります。
おすすめは現金化業者を利用して現金化を行うことです。
クレジットカード現金化の注意点
クレジットカード現金化の注意点は以下の通りです。
- クレジットカードの利用停止
- 支払いが増える
- 一括返済の可能性がある
それぞれ重大なリスクとなります。必ず注意点を確認した上で、クレジットカードの現金化を検討してください。
クレジットカードの利用停止
クレジットカード現金化は利用停止のリスクがあります。カード会社の不正検知システムに引っかかった場合、セキュリティロックされて、一時的にクレジットカードが利用停止されてしまいます。
この場合はカード会社から確認電話が入ります。カード会社からの質問に問題なく答えられれば、セキュリティロックは解除されます。
クレジットカードの利用停止の対処方法や予防方法は以下の記事を参考にしてください。
支払いが増える
クレジットカード現金化は、商品を購入して現金に換えているだけなので、次回の支払いまたは毎月の支払いが増えます。当たり前のことではありますが、支払いが増えることを想定していなくて支払いが遅れてしまう方がいます。
支払いの延滞を繰り返すと利用停止ではなく、強制解約になってしまいます。個人信用情報に金融事故として掲載されて、クレジットカードを発行できなくなったり、ローンが組めなくなってしまうので、支払いが増える分を把握して返済計画を立ててください。
一括返済の可能性がある
現金化目的でのショッピング枠の利用がカード会社に認定されてしまうと、強制解約だけではなく、利用額の一括返済が必要になる可能性があります。
支払いなどのためにクレジットカード現金化を行うのに、一括返済しなければならなくなってしまうのは本末転倒です。
現金化リスクを少しでも減らす方法も考えておく必要があります。
クレジットカード現金化のリスクを減らす方法
クレジットカード現金化のリスクを減らす方法は以下の通りです。
- 現金化の監視が厳しいクレジットカードを避ける
- 利用停止などが起きないクレジットカード現金化業者を利用する
それぞれ解説します。
現金化の監視が厳しいクレジットカードを避ける
現金化の監視が厳しいクレジットカードを避ければ、現金化のリスクを減らすことができます。
とくに現金化の監視が厳しいのがプロパーカードと外資系カードです。プロパーカードはクレジットカードの国際ブランドであるJCBやアメリカンエクスプレス、ダイナースクラブなどです。VISAやMaster Clubはプロパーカードを発行しておらず、ライセンスを付与する会社です。
上記のようなクレジットカードを利用せず、現金化を行うことでリスクを下げることが可能になります。
利用停止などが起きないクレジットカード現金化業者を利用する
クレジットカード現金化のリスクを一番減らすのは、カード事故0の利用停止にならないクレジットカード現金化業者を利用することです。おすすめのクレジットカード現金化業者は次の章にまとめています。
クレジットカード現金化でおすすめの業者
クレジットカード現金化でおすすめの業者5選は以下の通りです。
- どんなときも。クレジット
- スマイルギフト
- らくらくマネー
- ソニックマネー
- ラストチェンジ
それぞれの概要や特徴、換金率や振込スピード、安全性についてご紹介します。
掲載している最大換金率や振込スピード、安全性については、多少の誤差があったとしても、正直どこも大差はありません。特に実質換金率などは、見積もりをしてみるまでわかりません。今回ご紹介した優良業者の中から、電話対応が良く見積もりの実質換金率が高いところを選びましょう。
どんなときも。クレジット
最大換金率 | 振込時間 |
98% | 最短5分 |
運営実績 | キャンペーン情報 |
設立日の記載なし | なし |
土日振込対応 |
営業時間 |
可 | 9:00-18:00 |
どんなときも。クレジットは、カード事故0であることを積極的にアピールしているクレジットカード現金化業者です。
自社に法務部門の弁護士を抱えているため、個人情報保護の観点からも安心できます。最大換金率でいうと他社のほうが99%などとアピールしていますが、どんなときも。クレジットは控えめである印象です。
キャンペーンの実施や設立日の記載はありませんが、余計なアピールをしていない分、印象が良いです。
安全にクレジットカード現金化を行いたい方におすすめな現金化業者です。
どんなときも。クレジットの詳細はこちらから確認してください。
スマイルギフト
最大換金率 | 振込時間 |
98% | 最短3分 |
運営実績 | キャンペーン情報 |
設立日の記載なし | なし |
土日振込対応 |
営業時間 |
可 | 9:00-18:00 |
スマイルギフトは、運営実績が25年もあるクレジットカード現金化の老舗企業です。またWebサイトにカード事故0という記載がないのも信頼できます。
カード事故0と書いていないからこそ失敗があったとしても、どの会社よりも、カード会社にばれない方法を熟知している可能性が高いのではないでしょうか。
以前は女性ユーザーに対して積極的にキャンペーンを行っていましたが、時代とともにスタイルを変えて、現在では誰もが安心安全にクレジットカード現金化を行うことを目指している業者です。
その名残で女性オペレーターが多数在籍しているなど、その点は現在でも女性にとって申し込みやすい業者かも知れません。
スマイルギフトの詳細はこちらから確認してください。
らくらくマネー
最大換金率 | 振込時間 |
99% | 最短3分 |
運営実績 | キャンペーン情報 |
24年 | 申し込み期限ありの換金率大幅UP |
土日振込対応 |
営業時間 |
可 | 9:00-21:00 |
らくらくマネーは、換金率99%だったり、換金率大幅UPキャンペーンなどを行っていたり、運営実績が長く、安心できる現金化業者です。
また現金化サイトで三冠達成とありますが、こちらはリサーチ会社に依頼をすれば、掲載できるものになります。
しかし、換金率のベースが高かったり、LINE申し込みができたりとユーザーのことを考えていることも感じるため、優良業者の印象があります。
実際に見積もりをしてみて、本当に換金率が高ければ申し込みもありです。
らくらくマネーの詳細はこちらから確認してください。
ソニックマネー
最大換金率 | 振込時間 |
98.8% | 最短5分 |
運営実績 | キャンペーン情報 |
13年 | 初回契約時換金率5%UP |
土日振込対応 |
営業時間 |
可 | 9:00-20:00 |
ソニックマネーは、最大換金率99.2%、振込最短3分の現金化業者です。サービス名からもスピード重視の印象を受けます。
特に印象深いのは、創業以来カードトラブルなしと堂々と記載していることです。設立日の記載がないことから比較的新しい会社の可能性も高いです。
しかし、スピードと安全性の印象はとても強く、換金率も高いため、見積もりの候補としてはいれるべき現金化業者です。
ソニックマネーの詳細はこちらから確認してください。
ラストチェンジ
最大換金率 | 振込時間 |
99% | 最短3分 |
運営実績 | キャンペーン情報 |
3年 | 他社からの乗り換えキャンペーン |
土日振込対応 |
営業時間 |
可 | 9:00-20:00 |
ラストチェンジは、Webサイトの印象が他社と大きく違います。個性的なイラストを使用していて、親しみやすさと本当に任せて大丈夫なのか心配になる方がいるかも知れません。
ただしキャンペーンとして他社からの乗り換え希望の方に対して、換金率キャンペーンを行っているため、一度他社でクレジットカード現金化業者を利用したことがある人にとっては、おすすめです。
換金率の高さからして、見積もりの候補にいれるのはありです。
ラストチェンジの詳細はこちらから確認してください。
クレジットカード現金化の仕組みを知れば本当のリスクがわかる
この記事では、クレジットカード現金化の仕組みから、リスクを減らす方法までご紹介してきました。クレジットカード現金化はどうしても現金が必要な緊急事態を回避するサービスです。
しかし、この記事で記載した通り、リスクも伴います。現金化の仕組みを知ったことで本当のリスクについてご理解いただけたと思います。
そのリスクを最大限下げるためには、カード事故0の現金化業者を選ぶことです。この記事がクレジットカード現金化を行うべきか判断する材料にしてください。